宇都宮木鶏クラブ

人間力を高める月間雑誌「致知」の読後感層会を通し、「学び実践を深める会」です。

上手に話したいと思うなら

2018年01月04日

最近頓に、スピーチや講話が上手くいくにはどうしたらいいのかと聞かれる。

答えは意外にも、スピーチの内容や質を言っていない。

まず、初めに時間を守る。与えられた3分,5分。30分としたら, 3分なら、

2分50秒で、5分なら4分45秒までに、30分なら、29分くらいで、「時間ですので、
終わります」とさがる。一番の極意である。この制限時間を過ぎると聞き手は、
気を逸らしていき、さらに延びると、終わらないなと、話は耳より離れ聞いていない。

2番目に,テーマをそらさない。テーマに沿って話す。慣れてる人でも
よく外している。テーマに一度も触れないで、終わる人もいる。騙されたようなもの。

3番目は、結論を先に言う。前置きはいらない。たとえ60分でも

4番は声、姿勢、ゆっくりと、聞こえているか意識に置く。せっかくの話も、
マイクの使い方、小さい、ぼそぼそ、マイク効果がないのはダメ。

5番、聞き手に話しをわかってもらえているか。調燮である。とはシンプルで、
  噛み砕いて、わかりやすく、シンプルに、難解語を自慢げに使うのは禁物。

  大人の聞く話を幼児に話してもわかるように。用語は、字句の解説をすれば良い。
この5項目が話が上手くなることの五つの要件である

気をつけることは、比較、批判、悪口、陰口、批判はしない。時間(守る)、

テーマ(なにを話す)、結論(言いたいこと)、発声、姿勢、シンプルであること。

ここに演出が加えるのなら、顔を見ながら話す。ストーリーの組み立てをする。

疑問点を話しての自分に投げかけるとか、まとめると、何が言いたいのか、

何を伝えたいのか、じぶんはどうしたいのか。聞き手は誰か。

2番のテーマ(自分で付けたお題・聞き手はどういう人たちか)から外れない、

外さない、ことは肝心なことなのでしょう。どういうときの依頼のはなしでも、

ことわりのないときは、自分基準であること、自分に言い聞かせていること、

いいお話でしたと、終わったあと、感想を言ってくれる人がいる。

美辞麗句、論語でいう巧言冷色でない時、我が喜びとなろう。

今日の話の良し悪しは、聞き手が決める。評価する。笑いを取れても評価ではない。

感動の目頭熱くこそ、最高、感謝である。稽古の第一は、人の話を聴き切って

みること、それを、文章にまとめてみることから、はじめましょうか。

あなたの話しを聴き入る、凝視されるなら、大きな拍手に包まれることでしょう。


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