人間力を高める月間雑誌「致知」の読後感層会を通し、「学び実践を深める会」です。
会場
宇都宮市東市民活動センター
特集テーマ
自反尽己
メイン発表者
鈴木良男会員
宇都宮木鶏だより 通算第209号 29年10月例会の報告
第264回宇都宮木鶏クラブ例会は、10月6日(金)宇都宮市東市民活動センターに於いて参加者11名、致知読後感想発表リーダーは鈴木良男会員でした。特集「自反尽己」、鈴木会員は、全体的に読まれていて、その中で山田方谷の言葉の鼎談、(三本脚の水器・この脚をとらえて、三人で一致することなければ、傾いてしまう教えの器、知恵とする例えになったあがた談)、方谷の自反尽己の人生を、備中松山藩元締役兼吟味役に着任、財政改革をした結果、藩の多額の借財を7年で完済した実績、それは「至誠惻怛」(真心を以って、人を思いやる情の心)をいう。
会社に置き替えると、誠実な心、情けの心、革新者の気概、パートナーシップスピリットとこの4つが経営理念として、頭文字SHIPとした。経営の基本姿勢になったという。すべてのリーダーに必要なのは、自反尽己」の精神であるという。それは、己自身の思い、考えがあって、己に尽くすこと、盡己、我がままにあることがすべてで、よい事であるということ、自分の思いとは自分の生き方考え方が、世に尽くせること、人に役立ちにあってこそ、この盡己の一番の至福であり、喜びではないのだろうか。
自分の、己の極めた求めた学びを、世に尽くすために、社会に役立つためにあればこそ、
「至誠惻怛」を思いに、気付かせていただきました。鈴木会員の鋭い指摘に、納得、感動の発表でした。
論語一章は、渡辺美智子会員「子夏、莒父の宰となり、政を問う。子曰く、速かならんと欲すこと毋かれ、小利を見ること毋かれ、…………….子路第十三.17章、
通釈・子夏が魯の町の代官になって、政治の要道を孔子に説いた。速やかに成果を上げようとするな、目先の利にとらわれるな、無理に速くしようとすれば、目標には到達しないもの、目先の利を追うと、大きな完成はない。
母かれ(なかれ)・・・ものごとを生み出すもとになる・発明の母とか、
解説・長期的な視野を持ちなさい、焦るな、腰を据えて、じっくり仕事に取り組みなさい。目先の利益は、大局的な判断をしなさい。
論語からの学びで渡辺会員は、山田方谷の学びが、佐藤一斎や、渋沢栄一へと繋がれて、
その思想が現代まで、受け継がれているのは、方谷の学びから得た志の高い精神、諦めることなく、遠く先を思いやり、やり遂げるが受け継がれている。方谷の語に「義を明らかにして、利を計らず」古典を学ぶことは自分の志を高めるように学ぶことなのか、今回改めて気付かせて頂きました。
*琴線に響く言葉・「布施の三忘」豊岡会員。施しをする、何を、誰に、施ししたことさえ忘れなさい。布施行と陰徳とは呼吸のようなもの、托鉢は、人の心を、もう一度思う。
事務局 連絡・・11月10日の例会は、第2金曜日、文化の日は祝日ですので、
次 回 29年11月10日.(第2金). 会場宇都宮市東市民活動センター・2F/研修室
読後感想 メイン発表、駒ヶ嶺智広会員です。
・論語一章は、*大貫会員です。琴線に響く言葉の発表者は、手塚会員です。
$「論語に学び実践する会」第3回は11月19日.13:00から14:30・懇談会で15:00.迄可。東市民活動センター 第2回報告と第3回進行プログラム送ります。
成長意欲旺盛か、好奇心、向学心に日々の成果に喜びを持つ。人間力へ、
人間力高める実践の成果は一日一善にあり、自分に、人に、物に、何事にも、善いと思うことを、家族、社員、お客様、取引先、出会う人、挨拶・返事・笑顔から。躊躇せず行う。それを続ける。
※人との交わり※莫逆の交わり・・
「相見て笑い心に逆らうことなし」(荘子)。人は交わるほどに、行き違い が生ずるもの、そんな時、次に合う機会には、顔を合わせたら、素早く先に、あいさつ、会釈、笑顔で接すると先のわだかまりは、いっぺんにして、無くなっているものだ、にっこりと、何事もなかったように、意気投合する。特にすべし、関係人は、夫婦間、次に、子育て中の親子間、思春期からの父母と子の間。
カテゴリ:お知らせ
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