人間力を高める月間雑誌「致知」の読後感層会を通し、「学び実践を深める会」です。
人に対して自己は如何にあるか。
孔子は 論語に、何を伝えたかったのでしょうか
学而第一
○人知らずして慍みず、亦、君子ならずや、
○子曰わく、巧言令色鮮なし仁
○子曰わく、人己のことの知らざるを患えず、
人を知らざるを患うるなり。
八佾第三
○子曰わく、人にして仁ならずんば、禮を如何にせん。
人にして仁ならずんば、樂を如何にせん。
憲問第十四
○子曰わく、人己のことの知らざるを患えず、
其の不能を患うるなり。 学而第一、衛霊公第十五
衛霊公第十五
○子曰く、君子は諸を己に求む、小人は諸を人に求む。
○子貢問うて曰く、一言にして以て身を終うるまでこれを
行うべき者有りや、子曰く、其れ恕か。己の欲せざる所、
人に施すこと勿れ。、
子路第十三
○子曰わく剛毅木訥仁に近し
顔淵第十二
○曽子曰く、君子は文を以て友を會し、友を以て仁を輔く。
公治長第五
○子曰く、老者には安んぜられ、朋友には信ぜられ、小者には懐かしまれん。
尭日第二十 子曰く、命、君子、禮、立つ
○子曰く、命を知らざれば以て、君子無きなり、礼を
知らざれば以て、立つこと無きなり、言を知らざれば
以て、人を知ること無きなり
学而第一
子曰、人不ㇾ知而不慍、不二亦君子一乎。
子曰、巧言令色、鮮矣仁。
子曰、不ㇾ患三人之不二己知一。
患ㇾ不ㇾ知ㇾ人也。
八佾第三
子曰、人而不ㇾ仁、如ㇾ禮何。
人而不ㇾ仁如ㇾ楽何。
憲問第十四
子曰、不ㇾ患三人之不二己知一。
患二其不一ㇾ能也。
衛霊公第十五
子曰、君子求二諸己一。小人求二諸人一。
子貢問曰、有下一言、而可二以終身行ㇾ一
之者上乎。
子曰、其恕乎。己所不ㇾ欲、勿ㇾ施二於人一。
子路第十三
子曰、剛毅木訥近ㇾ仁
顔淵第十二
曾子曰、君子以ㇾ文會ㇾ友、以ㇾ友輔ㇾ仁
公治長第五
子曰、老者安ㇾ之、朋友信ㇾ之、少者懐ㇾ之
尭日第二十
子曰、不ㇾ知命、無三以爲二君子一也。不ㇾ知
禮、無二以立一也。不ㇾ知言、無二以知ㇾ人也
学而第一
○人知らずして慍みず、亦、君子ならずや、
○子曰わく、巧言令色鮮なし仁
○子曰わく、人己のことの知らざるを患えず、
人を知らざるを患うるなり。
八佾第三
○子曰わく、人にして仁ならずんば、禮を如何にせん。
人にして仁ならずんば、樂を如何にせん。
おもいやりのかけらもない、うわべだけの礼が適っていたとしても、そんなものが何になる。愛情のかけらもないものが、技巧だけで音楽を奏でていても、そんなものが何になる。仁ならずんば、とは、相手へのおもいやり、愛情のないものが、心にないものが、やることは虚にすぎぬ。相手への心を込めることとは何なのかを問う。
憲問第十四
○子曰わく、人己のことの知らざるを患えず、
其の不能を患うるなり。 学而第一、里仁第四、衛霊公第十五
衛霊公第十五
○子曰く、君子は諸を己に求む、小人は諸を人に求む。
○子貢問うて曰く、一言にして以て身を終うるまでこれを
行うべき者有りや、子曰く、其れ恕か。己の欲せざる所、
人に施すこと勿れ。、
子路第十三
○子曰わく剛毅木訥仁に近し
顔淵第十二
○曽子曰く、君子は文を以て友を會し、友を以て仁を輔く。
公治長第五
長文です。前文に、孔子が、弟子、顔淵と子路に、お前たちの志は何かと聞いた。友人に貸したものがボロボロになって返されても、惜しいとは思わない。としたさっぱりとした人間になりたいと答えた。顔淵は、善いことをしても誇ることなく、骨折り仕事を、人に押し付けない。ほのぼのとした人間になりたい。といい、子路は、先生の志を押しええくださいと問うと、次の句を述べたということ。
○子曰く、老者には安んぜられ、朋友には信ぜられ、小者には懐かしまれん。
孔子は、その志について、「老人が安心して暮らせる、友達同士が信じ合い、若者たちが打ち解け合える世の中にしたいものだ」と答えた。
尭日第二十 子曰く、命、君子、禮、立つ。言、人知る
○子曰く、命を知らざれば以て、君子無きなり、
礼を知らざれば以て、立つこと無きなり、
言を知らざれば以て、人を知ること無きなり
字句の解説
慍みず、 、心につかえる。怒る、うらむ、憤慨する、不満、
巧言令色 巧みな、飾り、世辞、こびへつらい、おべっか心にない
患えず、 嫌に思う、苦しむ、不満、心痛める
樂 ・・・・象形、手にもつ鈴がもと、柄のある鈴、舞楽に使い、神楽しませる。喜ばせる。鈴(数個)の音を用いて、音楽とした、額とは音を以って楽しむということがはじまり。
剛毅木訥 ・芯がしっかりして、辛抱強く、素朴で口数少ないもの、必ずしも仁とは言えないが、それに近い、
輔く …力を添える。導く、支える。
懐かし・・・そばについていたい、親しみが持てる、心惹かれる、しっくりいく、優しい感じ、いとしい、良き心の思い出にも似たり、
恕・・・・ゆるすと訳す。思いやる、忠恕、仁恕、寛恕おもいやりの深い、広い心で許す、、宥恕、許しとがめない、
置き文字
矣・・上の言葉を強める
乎・・強める、例えば、断乎(断固)
○子曰わく、人己のことの知らざるを患えず、
其の不能を患うるなり。学而第一・・憲悶第十四
○人知らずして慍みず、亦、君子ならずや、学而第一
○子曰わく、人己のことの知らざるを患えず、
人を知らざるを患うるなり。学而第一
○言を知らざれば以て、人を知ること無きなり。尭日第二十
○人にして信無くんば、その可なるを知らざるなり。為政第二
○人未だ自らいたす者有らざるなり。必ずや親の喪か.衛霊公第十五
○君子は、君子は、和して同ぜず、小人は、同じて和せず。
子曰く、君子は諸を己に求む、小人は諸を人に求む。衛霊公第十五
○子貢問うて曰く、一言にして以て身を終うるまでこれを
行うべき者有りや、子曰く、其れ恕か。己の欲せざる所、
人に施すこと勿れ。衛霊公第十五
○子曰く、君子は能無きを病う。人の己を知らざるを病えず。
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