人間力を高める月間雑誌「致知」の読後感層会を通し、「学び実践を深める会」です。
最近頓に、スピーチや講話が上手くいくにはどうしたらいいのかと聞かれる。
答えは意外にも、スピーチの内容や質を言っていない。
まず、初めに時間を守る。与えられた3分,5分。30分としたら, 3分なら、
2分50秒で、5分なら4分45秒までに、30分なら、29分くらいで、「時間ですので、
終わります」とさがる。一番の極意である。この制限時間を過ぎると聞き手は、
気を逸らしていき、さらに延びると、終わらないなと、話は耳より離れ聞いていない。
2番目に,テーマをそらさない。テーマに沿って話す。慣れてる人でも
よく外している。テーマに一度も触れないで、終わる人もいる。騙されたようなもの。
3番目は、結論を先に言う。前置きはいらない。たとえ60分でも
4番は声、姿勢、ゆっくりと、聞こえているか意識に置く。せっかくの話も、
マイクの使い方、小さい、ぼそぼそ、マイク効果がないのはダメ。
5番、聞き手に話しをわかってもらえているか。調燮である。とはシンプルで、
噛み砕いて、わかりやすく、シンプルに、難解語を自慢げに使うのは禁物。
大人の聞く話を幼児に話してもわかるように。用語は、字句の解説をすれば良い。
この5項目が話が上手くなることの五つの要件である
気をつけることは、比較、批判、悪口、陰口、批判はしない。時間(守る)、
テーマ(なにを話す)、結論(言いたいこと)、発声、姿勢、シンプルであること。
ここに演出が加えるのなら、顔を見ながら話す。ストーリーの組み立てをする。
疑問点を話しての自分に投げかけるとか、まとめると、何が言いたいのか、
何を伝えたいのか、じぶんはどうしたいのか。聞き手は誰か。
2番のテーマ(自分で付けたお題・聞き手はどういう人たちか)から外れない、
外さない、ことは肝心なことなのでしょう。どういうときの依頼のはなしでも、
ことわりのないときは、自分基準であること、自分に言い聞かせていること、
いいお話でしたと、終わったあと、感想を言ってくれる人がいる。
美辞麗句、論語でいう巧言冷色でない時、我が喜びとなろう。
今日の話の良し悪しは、聞き手が決める。評価する。笑いを取れても評価ではない。
感動の目頭熱くこそ、最高、感謝である。稽古の第一は、人の話を聴き切って
みること、それを、文章にまとめてみることから、はじめましょうか。
あなたの話しを聴き入る、凝視されるなら、大きな拍手に包まれることでしょう。
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