宇都宮木鶏クラブ

人間力を高める月間雑誌「致知」の読後感層会を通し、「学び実践を深める会」です。

第267回例会

2018年02月28日

会場
宇都宮市東市民活動センター

特集テーマ
仕事と人生

メイン発表者

豊岡浩一会員

宇都宮木鶏だより 通算第211号 30年1月例会の報告
第267回宇都宮木鶏クラブ例会は、1月12日(第2金)宇都宮市東市民活動センターに於いて参加者9名、致知読後感想発表リーダーは豊岡浩一会員でした。特集は「仕事と人生」この特集、解り易いと思ったが、いざ自分の人生に照らし合わせてみると、あたまでわかっても、行動が伴っていない自分の姿があぶりだされたようである。気付き学びの言葉を取り上げてみると、人は仕事を通して、感謝の念や仲間を思う心に、孫正義自分のいなくなる300年先の事業計画を立てておられることに、人々の幸せを考えて、自分のやり遂げることに、涙の出る講演でした。人生の3分の一は仕事、と考える同心円の表現が腑に落ちる。仕事観の確立と、これが一致している人生ほど楽しいものだ。本業に打ち込まなければならない、限り人間の本当の成長、その先の至福に結び付かないものである。
豊岡会員は、ご自身の生育歴とご両親の仕事感人生観の一致した人生を送られたことに、改めて素晴らしいとまとめられた。

論語一章は、小森俊宜会員。「君子は義に喩り、小人は利に喩る」君子は、それが正しいか、正しくないかどうかで物事の判断をするが、小人は利益があるかないかですべてを判断する。直訳はこうである。
損得よりも大切なことがある。できるだけ正しい判断、それが「義」による。義とは何であるか、義はどうしていくのか、喩りとは、教えさとすこと、教喩、例えること、たとえ、比喩、をとらえるとのことの活用、学びが解る。

*琴線に響く(触れる)言葉・沼尾トミエ会員   「沈黙は金なり」金也か金成か、の捉え方が先にきた。重要である。古典に、深沈厚重は人の第一等にあり、聡明才弁は人の第三等にあり、雄弁は銀なり(安岡正篤語録)、沈黙はキンは、相手を受け容れ、情、愛、敬、恩、哀、謝の心根を内に秘める徳ある人、信を得ることになる。
カネなりとした場合、立て板に水の如し、多弁になり流暢弁舌のセールストークは、効を奏さない、押しつけや比較や、自己の焦りを見せつけることになり。沈黙のセールストークこそ、その人の本意を受け取り、質問のみ答え、気付きを与え、人間力を持つ、成約率は天と地の差に。兎角、この言葉は不正確意味とりになりがちである。沼尾会員は、琴線に触れる言葉として選んだことは、人と人の関係において、重要かつ自己自反のポイントであると感じられ、常に我に反して、心に止めおきたいものであるといわれた。  


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