宇都宮木鶏クラブ

人間力を高める月間雑誌「致知」の読後感層会を通し、「学び実践を深める会」です。

第268回例会

2018年02月28日

会場

宇都宮市東市民活動センター

特集テーマ
活機応変

メイン発表者

大貫祐一会員

宇都宮木鶏だより 通算第211号 30年2月例会の報告
第268回宇都宮木鶏クラブ例会は、2月2日(第1金)宇都宮市東市民活動センターに於いて参加者7名、致知読後感想発表リーダーは大貫祐一会員。特集は「活機応変」一語にして、機を受動的でなく、その機を積極的に生かしていくことと、その場に応じて、最も適切に対処すること。この特集はその奥がある。
その一つに、ドラッカーが、「ミッションを持つことであるという」(使命・任務、役割、目標、ビジョンなどの意味)であり、世界がどう変わろうと、人は誇りある一員たることを必要とする。人は何のために仕事をするかという軸がなければ、変化に対応して、あるいは変化を作り、存在価値ある事業の展開は出来ないだろう。誰のために、何のためにどう変化してもぶれないミッションを持つこと、経営は絶えざるイノベーションである。仕事と人生の、この世に生を受け、人間社会に、生き抜くには、己一人の強い意識、精神力を養う、つまり、胆識、腹を据えて、実行する信念という力を備えていくことであろう。使命というミッションの成果なのだろう。
大貫会員は、この高い見識を、仕事と人生の中から発見されたんだろう。鋭い読後感である。

論語一章は、豊岡浩一会員。「無倦・うむことなかれ、」子路問政、子曰、先之労之、請益、日、無倦、子路、政を問う、子曰く、これを先んじ、これを労す、益を請う、
曰く、うむことなかれ、
政治を行うにあたり、大事なことは何か、何より民の先頭に立て、そしてその労をねぎらってやりなさい。その答えに満足しないので、他にないかと問う、中途で嫌にならず、やり続けることです。倦むこととなられ、と言った
倦むこと、途中で飽き足り、嫌になったりする。今回の仕事と人生の特集に関連する論語一章である。地位がついたり、慣れてきたり、一度は出来ている人が、怠け心がついたり、成長が止まり、途中で飽き足り、嫌になることで、台無しにすることがある幸之助の失敗したところでやめてしまうから失敗と言う。成功するまであきらめないでやり続けるから成功という。

*琴線に響く言葉・手塚久雄会員    「惻隠の情」この場は、感動モノ、こみ上げる涙を感じる。孟子に「無惻隠の心、非人也」《惻隠の心は仁の端なり》憐みの心、良くないことにあり、悲しい思いをしている人、挑む人にかわいそうと思う人の心。
1)浅野内匠頭の取り調べの折、乱心ではないかと仄めかし、同意を求めた。
2)切腹の折、片岡源吾衛門に合わせた。自分が切腹もの
3)内蔵助江戸下りの折、立花左近と名乗り、本物と出合わせて、赤穂浪士と知って、通行手形を渡した。決して歌舞伎の世界だけではない惻隠の情、経験されたことありますか。  

事務局連絡・・次回 30年3月2日.(第1金). 会場 宇都宮市東市民活動センター・ 2F/研修室 読後感想 メイン発表飯田国夫会員です。
       論語一章は*です。琴線に響く言葉発表者は、沼尾トミエ会員です。

平成30年度.1/19.㈮第23回総会・新年会・ホテル東日本宇都宮・4F.6:30〜21:00
出欠回答は是非、総会の成立の為、欠席者は委任状を、新年会は、料理依頼の確認の為

$「論語に学び実践する会」第8回は3月25日(日).13:00から14:30・懇談会で15:00.迄可。東市民活動センター ・3月からは、自己の論語一章、希望される方は、発表の機会があります。レジュメは作らず、配布せず、素読して、解釈と自己とを結び付けてください。10分から12分です。・前日までに網でてください。 


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